プロフィール

さとうのりよし

Author:さとうのりよし
日産スタジアムから東新宿真昼の月夜の太陽、
東京ドームからラゾーナ川崎プラザソル、
歌舞伎座・演舞場・国立劇場(大・小)・コクーンシアターから
世田谷パブリックシアター・青山円形劇場、新宿末廣亭まで、
ありとあらゆるところに神出鬼没します。
あと、中小のイベントにも参戦しています。
イベントの際のサークル名は、
『春待気流』で参加している事が多いです。
あと、会社員もしているようです。(汗)
歌舞伎は大播磨(中村吉右衛門丈)、
落語は林家正雀師匠、
講談は神田愛山先生、
プロレスはバチバチ(池田大輔選手)と、
質実剛健かつ誠心誠意、
スタンダードなスタンスを是としますが、
時折毒吐いたり悪態付いたりするのはご愛敬?
って事でよしなに願います。
二郎のホームフィールドは神保町、
中本は御徒町メインです。
当ブログは
「春夏秋冬(2010年11月以降は東新宿『真昼の月、夜の太陽』で開催されるライブイベント)」
「MILDS(武花正太さん)」「サトウリュースケ(佐藤竜輔さん)」「高橋徹平さん」
「sallie(吉田小百合さん・新井沙織さん・菊井健宗さん・武花正太さん・武井達郎さん)」
「momo(高橋勝さん、烏山亮さん、折井正光さん、しみずあすかさん)」
「Citty(グミさん、けんたろうさん、岸田小石師匠、森亘さん、)」
「全力少年」あらため「世界少年」(鯨井春樹さんと吉田悟さん)」
「同心円」(高橋晃さん、竹内 洋平さん)
三輪美樹生さん、
片山遼さん、
関隆浩さん、
原口誠さん、
in state(三輪美樹生さん、はるおさん、安藤乱さん、タカイテツシさん)を
応援します!
自画像欄に写ってますのは飼ってた犬さんです。
(2006年他界)


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DATE: CATEGORY:舞台・演劇
歌舞伎座さよなら公演四月大歌舞伎 筋書表紙開門直後の歌舞伎座入り口付近。まさに大混雑でした。

先週日曜、歌舞伎座夜の部に行って来ました。

今月の夜の部は全て1ON1(主人公とヒロイン)モノでしたし、
播磨屋成駒屋伝統の御家芸と仁座玉、
そしてお初徳兵衛曾根崎心中の世界が堪能出来る事もあったので
期待して望みましたが、やはり期待通りの出来でした。

早速区演目感想に行きましょう。
歌舞伎座正面入口演目案内浮世絵より『毛谷村』歌舞伎座場内展示ポスター『彦山権現誓助剱・毛谷村』
一、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
  毛谷村
剣の達人でありながら純朴な人柄の百姓毛谷村六助が
親孝行の為とわざと微塵弾正との試合に負ける場面から始まる物語。

老婆お幸が現れて親子にならないかと持ちかけられたり、
虚無僧姿の女武道お園が現れて親の仇と斬りかかられたりとしますが、
親子二人から六助の師吉岡一味斎が、
だまし討ちに遭い非業の最期を遂げた事を知らされ、
その下手人が勝ちを譲った微塵弾正こと実は京極内匠で、
その敵討ちに六助が旅立つところで幕となった話ですが、

実はお園とお幸は親子だった。
実はお園は六助の許嫁だった。
六助の師匠一味斎を騙し討ったのは微塵弾正こと実は京極内匠だったと言う、

今で言う超展開の連続でしたが、これぞまさしく義大夫狂言ってな感じで
江戸時代のエンタメとして充分楽しめました。
女武道お園の登場時の声は福助丈の地声かななどと考えたりしてましたし、
主人公六助、何よりもこういう人柄が滲み出る役柄をさせたら
吉右衛門丈、当代播磨屋の右に出る者は居ないかなと思いました。
展開の割に舞台客席の空気が暖かったのは多分それだろうなと思います。
(個人的に義大夫モノの宿命でしたが終盤睡魔との戦いでした…。)

歌舞伎座正面入口演目案内浮世絵より『廓文章』歌舞伎座場内展示ポスター『廓文章』
二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)
  吉田屋

去年11月に藤十郎丈の伊左衛門で見ていましたが、
個人的には今回の仁左衛門丈の伊左衛門がしっくり来ました。
本当に若々しく、リアルツンデレの若旦那そのままでした。
吉田屋夫婦の我當丈、秀太郎丈との息もバッチリ合ってまして、
片岡三兄弟ここにありと感じながら玉三郎丈の夕霧登場を待ちました。
そして夕霧登場、それからははもう、
仁座玉コンビが創り上げていた、
はんなりとした浪花のカップルの世界を味わってました。

歌舞伎座正面入口演目案内浮世絵より『曽根崎心中』歌舞伎座場内展示ポスター『曽根崎心中』
三、曽根崎心中(そねざきしんじゅう)

夜の部ラストはこの演目、個人的に色んな意味で一番楽しみにしてました。

始まる前は、『逆方向の都合上18歳の世界ここに極まれり』
などと完全にタカをくくってまして、
『78歳が演じる19歳(藤十郎丈演じる天満屋お初)ってどうよ?』
などと半分ニヤニヤモードでした。
ですが、物語の展開に従って、いつしかそういう視点は無くなってまして、
終盤になるともうお初の世界、藤十郎丈の世界に魅せられてました。
舞台の上に居たのは紛れもなく19歳の遊女天満屋お初でしたね。

この曾根崎心中、創作の上でヒントになるポイントが二つあります。

近松門左衛門は実際にあったお初徳兵衛の心中事件を元に戯曲を作りましたが、
ここで近松のオリキャラ、悪役の油屋九平次を登場させ、
徳兵衛が九平次に騙され絶望の淵に追いやられる展開を創り、悲劇性を際立たせます。
そして宇野信夫版戦後の復活上演では終盤に九平次の悪事が露見する展開を追加し、
主要登場人物に徳兵衛の無実が証明されたにも関わらず、
死への道筋を目指すお初徳兵衛の悲劇性をさらに際立たせた事です。

料理に例えるならばスパイスにもあたるかもしれませんが、
要所要所での展開の組み方、人物の組み合わせ方において、
まさに温故知新かなと思いました。

文楽大夫の人間国宝、御存知竹本住大夫丈は、
下記著作物内において曽根崎心中を、
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『何もかもがきれいづくめの浄瑠璃で、私はあんまり好きやおまへん』
と述べられてましたが、確かにこれも一理あるかなと思います。

近松物ですと『義理と人情』、
特に『義理』に焦点をあてた『心中天網島』が見てみたいんですが、
今年中に何らかの形で観れればと思います。
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